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No.4

 ホームグラウンドとしている九十九島は、西海国立公園に指定されている。
  そのためか手つかずの自然が残っていて、景色はとても奇麗で、島々が天然の防波堤の役目をして波もおだやかなので、季節を問わず一年中カヤックを楽しむことができる。だから地元は勿論、全国からシーカヤッカーたちがやってくる。

 昨年4月、定かでなかった島の数は、南の佐世保市から北は田平町まで、大小合わせて208と発表された。その経緯はまたの機会に話すとして、そんな九十九島を、ほぼ毎日シーカヤックを漕いで巡ることが日課となってしまった。

  早朝6時半、仕事である神社の太鼓を叩き終わると、カヤックを置いているパールシーリゾートまでジョギングして躯を温めカヤックを降ろす。早朝は大抵海も凪いでいて波も無い。また誰も居ない海を漕ぐのは爽快である。
  しかし、奄美のシーカヤックマラソンの前あたりだと5、6人は朝練と称して出勤前にカヤックを漕ぐ人たちがいるのも事実である。
  以前は僕もタイムを測定してガシガシ漕いでいたが最近は景色や鳥に見とれてパドリングを止めることが多くなった。と言うのも海では色々なモノに遭遇する。

  今年の7月初旬、遊覧船のコースを漕いでいたらウミガメに遭遇した。もしや産卵に来ているのでは?と思い、産卵に適した白浜海水浴場に大潮の度に夜な夜な張り込みに通 った。
  しかし残念なことに若者たちの騒ぐ姿とゴミが散乱していた。




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